”春=スプリング”は、”飛び出す”という意味があります。木々が芽吹くようにエネルギーが飛び出して、春一番は、風のエネルギーが強まって自然を目覚めさせているのでしょう。すると、私たちの身体はどんな影響を受けるでしょうか。気持ちはそわそわ、体の内外とも乾燥して、アレルギー症状が出たり、人によっては頭痛も。
風が優位になる冬から春の変わり目、皆さんはどんなことに気をつけていますか?火を象徴するスパイスを効かせた温かい食事で抵抗力を上げたり、水を象徴するお風呂につかって心身を落ち着かせたり、朝起きた時に白湯を飲んで、体内に潤いと浄化作用を促したり、風に負けない火と水のエネルギーを取り入れてみましょう。水の仲間であるオイルを使った’オイルセラビー’もオススメです。アーユルヴェーダで”アビアンガ”と呼ばれています。手でゆっくり長く関節間を往復させてオイルを塗布して、やさしく浸透させます。オイルの成分は、皮膚から数分で体内臓器や脊髄まで届くと言われています。通販でも簡単に入手できるマッサージオイルから始めてみるといいかと思いますが、ベタベタが気になる場合は、オイルの代わりに浄水を利用することもできます。
”風と火と水の調和”が、ビジターさんの不調緩和のお手伝いとなりますように。桜色に光り輝く素敵な春をお迎えください。